中小企業診断士2次試験|難易度・合格率

難易度
合格率
科目の紹介 独学と予備校 勉強方法 私の診断士試験

ここでは、中小企業診断士の2次試験の難易度や合格率についてお話をします。なお、この記事にあるグラフのデータは全て下記のサイトのデータに基づいています。

中小企業診断士試験|中小企業診断協会HP

– 目次 –

  1. 難易度
  2. 合格基準と学習戦略
  3. 2次試験の合格率
  4. 2次試験の合格率と職業

2次試験の難易度

2次試験の概要

中小企業診断士の2次試験は、「筆記試験」と「口述試験」の2つから構成されていますが、口述試験の合格率はほぼ100%なので、「筆記試験の難易度=2次試験の難易度」と考えてもらって差し支えありません。

なお、口述試験は、筆記試験に合格をした人が受験をすることができます。

筆記試験の難易度

超難 激難 やや難 普通

診断士の2次試験は、採点基準が不明で、学問としても成立していないため、学習量と合格率が必ずしも比例しません。例えば、数十時間程度の勉強で合格をする人もいれば、数百時間の勉強をしても合格ができない人もいます。(とは言え勉強量が多い方が合格しやすいのは事実です。)

とは言え、合格率や勉強時間、対策内容を考えれば、資格くらぶの中では普通〜やや難程度の難易度になると考えています。

2次試験の合格基準と学習戦略

合格基準

中小企業診断士の2次試験の合格基準は、1時試験の合格基準と同じようなものになります。具体的には、①4事例の総得点が60%以上(総得点基準)であり、かつ、②得点が40%に満たない事例が無いこと(最低ライン基準)、で合格となります。

なお、筆記試験については、1次試験のような合格の繰越し制度はありませんので注意しましょう。

学習戦略

よく診断士の2次試験は、「文章読解力」と「要点抽出力」が重要だと言いますが、個人的にはそうは思いません。なぜなら、試験では物語を書くわけでもなく、人の気持ちを動かす文章を書くわけでもありません。試験では、事実(与件文)に基づいた解決策を解答するだけ、だからです。

では、どう学習していくのか?と言うと、実は2次試験の学習戦略は単純です。

それは、学習はじめに試験分析をすること、です。

闇雲に過去問を解いたり、予備校を通ったりしてもあまり意味はありません。特に通信教育やweb予備校ではこの点を教えてくれませんので、注意が必要です。

大切なのは、①試験を分析し、②どのように解答をすると得点に結びつくのか?、を考えながら勉強をすることです。ここら辺は、次の記事で詳しく紹介していますので、参考にしてください。

資格くらぶ
資格くらぶ
https://licenser.club/ec2-study/
リアルな資格情報をもっと

2次試験の合格率

筆記試験の合格率の推移

2次試験の筆記試験の合格率の推移は次の通りです。

筆記試験の直近10年間の平均合格率は約20.2%ですが、2012年と2014年の合格率が25%前後とやや高く合格率を押し上げています。

基本的には20%弱の合格率と考えておいた方が良いでしょう。

口述試験の合格率の推移

口述試験は、実質的に100%の合格率です。よほどのこと(例えば欠席)が無い限り合格をすると考えられています。

筆記試験の年齢別合格率の推移

筆記試験の年齢別の合格率の推移は次の通りです。若い人ほど合格率が高いことがわかります。

個人的にはこの年齢別の合格率の差は「学習攻略」に繋がるものと考えています。

と言うのも、1次試験の合格率は、10代と20代の合格率はそれほど高くなく、むしろ10代の1次試験の合格率は、かなり低かったことから、Ⅱ次試験の合格には「社会人経験」からくる知識よりも、試験問題に対する対策勉強が有効である、と言えるのです。

職業(勤務先)と合格率との関係

● ベスト5

過去5年間の2次試験における合格率が高い勤務先ベスト5は次の通りです。

  1. 政府系金融機関勤務29.7%
  2. 経営コンサルタント-事務所等-25.0%
  3. 税理士・公認会計士等の自営業者21.7%
  4. 学生-21.5%
  5. 政府系以外の金融機関勤務-20.9%

2次試験では、職業柄、事業や財務の診断をしているであろう税理士金融機関への勤務者の合格率が高くなっています。

また、面白いことに1次試験で合格率の低かった学生経営コンサルタント(事務所等勤務者)の合格率が高くなっています。

このことから、2次試験では「問題抽出能力」と「解決案提案能力」が高い人が有利であり、学生の合格率が高いことからも、それは「学習をすることで対応できる」ということが言えそうです。

● ワースト5

次は、過去5年間の2次試験における合格率が低い勤務先ベスト5は次の通りです。

  1. その他(無職を含む)12.1%
  2. 経営コンサルタント自営業13.6%
  3. 中小企業支援機関16.5%
  4. 独立行政法人等勤務-17.4%
  5. その他の自営業-18.0%

まず、自営業者無職を含むその他の人合格率が低いことが分かります。

これは、前述の通り、日常生活において「問題抽出」をしたり、「解決提案」をしたりといったことをしていないため、2次試験をやや不得意にしているのではないかと考えられます。

もう1点は、1次試験と同様に、中小企業を支援しているであろう中小企業支援機関経営コンサルタント(自営業)合格率が低いということが分かります。

難易度
合格率
科目の紹介 独学と予備校 勉強方法 私の診断士試験