ITパスポート試験の難易度・合格率・勉強方法

ITパスポート 情報セキュリティ 基本情報処理 応用情報処理

ここではITパスポートの概要のほか、難易度、合格率、勉強方法などを解説をします。

目次

  1. 試験の概要
  2. 難易度と合格率
  3. 勉強時間と勉強方法

試験の概要

●概要

ITパスポート試験は、独立行政法人 情報処理推進機構が主催する試験です。

試験では情報処理の初歩的な知識や理解を問う問題が出題され、主に一般社会人をターゲットとした試験となっています。

●知名度

近年は一般企業でも取得することを要請するところが増えてきているため、知名度も高くなっています。

●優位性

  • 報奨金:一般企業では1~3万円の報奨金が給付されるところが多いようです。逆に資格手当として毎月給付されることはありません。
  • 新卒採用:IT関連以外の企業では評価されます
  • 転職市場:特別に評価をされることはありません。
  • アルバイト:IT関連企業の事務では評価をされることが多いでしょう。

●受験資格

無し

●受験地

全国の試験会場(CBT方式)

CBT(Computer Based Testing)方式とは、コンピュータを利用して実施する試験方式のことで、受験者はコンピュータに表示された試験問題に対して、マウスやキーボードを用いて解答することになります。

CBT方式の場合、受験希望者が受験日と受験地を予約登録することで受験をすることができるため、いつでも受験をすることができるというメリットがあります。

●受験料

5,700円(税込)

●試験時間

120分

●出題分野

  1. ストラテジ系(経営全般):35問程度
  2. マネジメント系(IT管理):20問程度
  3. テクノロジ系(IT技術) :45問程度

●合格基準

次の2つの要件を同時に満たす場合に合格となります。

  1. 総合評価点600点(60%)以上であること
  2. 各出題分野の全てにつき300点(30%)以上であること

●管轄

独立行政法人 情報処理水深機構(IPA)

試験の難易度と合格率

●試験の難易度

超難 激難 やや難 普通

ITパスポートの試験の難易度は、情報処理試験の中では一番簡単な試験となっていますが、資格くらぶの分類としては普通にカテゴライズしています。ただし、IT業界の方にとっては「」のレベルに該当するでしょう。

合格率 約50%とやや高い
試験範囲 ITに関わりの薄い人にとっては難しい
勉強時間 60時間~100時間と短め
試験実施回数 随時試験がある
試験形式 マークシート(択一式)である

●合格率の推移

ITパスポートの直近8年の平均合格率は47.6%で、その推移は下記のグラフの通りです。

近年の情報処理の発展の影響を受け、受験者の数が毎年増加しています。

※合格率は毎年の平均値です。

勉強時間と勉強方法

● 勉強時間

ITパスポートの合格に必要な勉強時間は、世代や職業、所属学部など、これまでのITとの関わり方によって大きく違いが出てきます。

日常生活でIT(特にプログラムなど)と関わりの無い人の場合ですと、だいたい60時間~100時間の勉強時間が必要になると思います。これは、2ヶ月の間、1日当たり1~3時間の勉強をした場合の勉強時間に相当します。

なお、日常的にプログラムをしている人の場合は、勉強をしなくても取れると思いますが、そのような人の場合はITパスポートを取る必要性は低いと思いますので、基本情報処理技術者または応用情報処理技術者若しくはそれ以上の高難易度資格の取得をお勧めします。

● 勉強スタイル

ITパスポートの勉強スタイルとしては「独学」と「予備校」があります。それぞれに一長一短ありますが、次の視点を持って選ぶと良いと思います。

独学が向いている人

  • 自分で勉強をする習慣がある
  • ITに関わりのある部署で働いている人
  • インターネットやPCが好きな人
  • 学校で情報処理(IT)について学んだことのある人
  • VBAを使ったことがある人
  • アクセスを使ったことがある人

予備校が向いている人

  • 金銭的に余裕のある人
  • 自分で勉強をする習慣のない人
  • ITに苦手意識のある人
  • ITと全く関わりのない部署で働いている人

個人的な意見としては、ITに苦手意識がなければ独学をお勧めします。理由は、
① 独学でも十分合格可能な資格である
② ITパスポート試験対策のサイトが充実している
③ 自分で調べながら勉強をすることで、ITに対する知識を深堀することができる
など、良い点がたくさんあるからです。

● 勉強方法

1.独学の場合

独学の勉強方法

ITパスポートの勉強方法としては、ITに対する事前知識の程度によって異なりますが、王道は「教科書問題集過去問」になります。

個人的な意見になりますが、ITパスポート試験に向き合っている人の多くは、ITの基礎知識を高めたい、取り込みたいというモチベーションの人が多いと思いますので、試験合格はもちろんのこと、ITに対する基礎知識をしっかりとしたものとするために、時間はかかりますが教科書からじっくり勉強をすることをお勧めします。

STEP 1:教科書を読む

教科書を読む(インプットをする)のが1番初めの作業になりますが、これが勉強で一番苦痛なものと言っても過言ではないでしょう。1時間、問題集を解くのはさほど大変ではないと思いますが、1時間教科書を読むのは非常に辛いと感じると思います。特にITに苦手意識があり、普段から勉強をする習慣のない人の場合は、ことさら辛く、修行のように感じるかもしれません。

このような作業に一番向いているのが「朝」です。1日いつもより30分くらい早く起きて、読み物を読む様にテキストを読み進めます。1ヶ月くらいこれをするとインプットはだいたい終わります。

このとき重要なのは、あまり深追いしないということです。「ふーん、そうなんだ」程度の理解でドンドン読み進めます。ポイントはどこに何が書いてあったかを理解するだけで十分ということです。

STEP 2:問題集を解く

テキストを一通り読み進めたら次は問題集に取り掛かりましょう。分からないところや回答に迷ったところをネットや教科書で確認しながら進みます。

大切なのは、全ての選択肢しっかりと理解することです。解答が「正解」であれば良いと言うわけではなく、全ての選択肢について確実に〇×の判定ができるようにすることが重要です。

STEP 3:過去問を解く

試験の1ヶ月~2週間前から過去問を解き始めます。最低3年分は解きましょう2年連続で8割以上取れるようになれば合格レベルに達していると言えます。

なお、過去問は書籍を購入するより、下記のサイトを利用するのがオススメです。無料で利用できるうえ、簡単な解説もあるため効率的に見直しができます。

2級FP過去問解説(外部)

独学が向いている人の特徴

  • 出費を抑えたい人
  • 自分で勉強をする習慣のある人
  • 既に不動産や税務、保険などの知識のある人

おすすめの教科書・問題集

FP2級の教科書や問題集はどれもさほど違いが無いように思いますので、フィーリングで決めてもOKです。

「最新版を買う」というところさえ外さなければなんでもOKです。(一応私が使ったシリーズをお勧めしときます。)

教科書 問題集

2.予備校の場合

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